落窪物語


けなげな女の子が頑張る
平安のシンデレラストーリー

少年少女古典文学館3『落窪物語』

氷室冴子/講談社
絵:三木由記子/ISBN4-06-250803-6/ 監修:司馬遼太郎・田辺聖子・井上ひさし/ 編集委員:興津要・小林保治・津本信博 /本体価格1650円/1993年12月10日
ジャンル:古典(現代語訳)/時代:平安時代?
あらすじ:(マウスでドラッグして文字を選択してご覧下さい) 『 いじめ、いびりにめげず、めざそう玉の輿!少女小説の古典傑作 日本の王朝シンデレラ物語。 継母にいじめられ、召し使いのような日々をすごす落窪姫。でもある日、すてきな青年左近の少将に見そめられ、二条のお邸にひきとられますが……。
紹介文:(マウスでドラッグして文字を選択してご覧下さい)『「落窪物語」は、早くに母を失った姫君が、継母にいじめられ、 苦労しながらも、やがてすばらしい貴公子とめぐりあい、 幸せをえる物語である。 このストーリーの基本的なパターンは、シンデレラに代表されるが、 古来、世界各地で作られ今に語り継がれている。 平安時代に書かれたこの物語も、みやびな恋愛物語というより、 生身の人間の喜怒哀楽を興味深く描いた大衆文学として、 長く読み継がれ、語り継がれてきたロングセラー小説のひとつである。 (紹介文を引用)
■表紙や紹介を詳しく見る場合は講談社BOOK倶楽部へ



主な登場人物:
おちくぼ姫/右近の少将/阿漕(あこぎ)
帯刀(たちわき)/北の方/源忠頼(ただより)
典薬の助(てんやくのすけ)/三の君/蔵人の少将
三郎君/兵部の少輔(ひょうぶのしょう/面白の駒)


少年少女古典文学館の中の一冊です。 本屋さんでは見つけにくいかもしれません。 私の場合、少年少女古典文学館全巻を定期購入していたので 偶然手に入れることができました。 作者不明の「落窪物語」の現代語訳ものです。 少年少女向けということでふりがなが振ってあったり 解説がやけに詳しかったりします。 右近の少将の性格がねちっこいのですが、この少将が 高彬のモデルという話も・・・・?

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