「NATURAL」あらすじ
ペルー人の少年ミゲール(ミカエル)は9歳のとき、家庭の事情から
ペルーの大学で文化人類学を研究していた理子の父に引き取られて
日本にやってきた。
6年後、入学した高校で、体育の授業中バスケの試合でダンクをし、同級生になった堂本に
腕を見込まれ、バスケ部に誘われるが、チーム競技は苦手だと断ってしまう。
ある日、堂本はミゲールが友人達と2on2の試合をしているところを見かける。
堂本は楽しそうにバスケをしているミゲールがバスケ部に入らないのを不思議に思うが、
「おまえら実質もうチームじゃないか」との堂本の言葉に
ミゲールはバスケはもうやらないと言い出す。
(とりあえず、導入部分のこれまた導入のあらすじなので、あまり面白そうに見えないかもしれませんが
ホントはすごくおもしろいので、まずは一巻をぜひ手にとってくださいませ)
☆ここから先、ネタバレ☆
多 全
少 巻
雑 未
誌 読
ネ の
タ 方
バ 侵
レ 入
あ 禁
り 止
前哨戦 プレシーズン・マッチ
SCENE.1 ミカエルという名の生き物
SCENE.2 ネガの中のミカエル
SCENE.3 スイッチを切る手
やづか
SCENE.4 引く矢束
SCENE.5 ジャパニーズ・サンバ
SCENE.6 SIMON MAGUSの罠
SCENE.7 決戦前夜
FINAL SCENE EL nino〜エルニーニョ〜
連載、終わってしまいました。残念。
7巻当時の素朴な疑問
ミケはなぜ家族に手紙を書かないのか?
JRが気まずくなってしまったアリーシャにハガキを出すように
仕組むことには協力したが、ミゲール自身はペルーの家族に
ハガキを出す気配がない。(4巻P202)
この謎についていくつかの説を考えてみました。
- 自分だけ楽しんでいるとは言えないから
これはそのものズバリ大沢の言っていた説(7巻P74)です。
「やっと生活している家族に自分だけ楽しんでいるとは
言えない」。大沢のセリフです。大沢の気配りは3人兄弟の
長男という状況ではぐくまれてきたということが、よく
わかります。でも、よく考えれば「自分は無事でいると
いうことだけでも知らせばいいのではという気がします。
ハガキぐらいなら出せるでしょう。
- 手紙を書いても家族に読み書きできる人がいないから
ペルーには学校に行くことができず働いている子ども達が
大勢いるということなので、ミゲールの家族に読み書きの
できる人がいない可能性もあるかも知れません。
ミゲール自身5、6歳から働いていて向こうでは学校に
行ってないようです。
- 家族の誰かと気まずいから
可能性のひとつとして一応載せてみましたが、これは無い
でしょう。あれだけ身内を守ろうという意識の強い家族
思いのミゲールが決定的に家族の誰かと気まずくなって
しまうというのはあまり考えられないです。
- 家族に迷惑をかけたくないから
LaLa本誌7月号から考えると、家族に迷惑をかけたくない
理由が見えてくると思います。これは次の謎の「向こうは
生きている」発言の意味とも関係あると思いますが、一切の
連絡を絶つことで家族に余計な迷惑をかけないようにして
ると考えることができます。これが一番可能性があると思われます。
「向こうは生きてる」とはどういう意味なのか?
堂本が「もしかして(ペルーの家族は)亡くなってた?」と
訊いたのに対してミゲールは「向こうは生きてる」と答えて
います。この言葉はなにを意味するのか、考えてみました。
- ミゲールは死んでいることになっている。
家族はミゲールが生きて日本にいることは知っているが
対外的にはミゲールは死んでいることになっている。
家族を守りたいという気持ちが人一倍強いミゲールだから
こそ、面倒に巻き込まれて日本に来ることになったわけで、
家族に迷惑をかけないためならミゲールが死んでいる
ことにするのはミゲールにとっては簡単な選択肢
(少し語弊があるかも)なのではないかと・・・・・・。
- ミゲールの無事をペルーの家族に伝えていない。
家族に何も言わずに日本に来た。コレは考えにくいです。
理子のお父さんはちゃんとけじめをつける人だと思うので、
ペルーの家族に殊更に心配を掛けるようなことはさせない
のではないかと思います。また、ミゲールの姓が山王丸に
変わっている以上、養子縁組をしていると考えられます。
未成年者の養子縁組には基本的に保護者の同意が必要
なので少なくともミゲールの両親はミゲールが日本にいる
ことを知っているのではないかと思われます。逆に、
山王丸が通称で正式な養子縁組はしていない場合は、
ビザの問題もありそうだし・・・・。
留学ならビザはとれるでしょうが、インターナショナルに
通うのって留学になるのでしょうか?良く知りません。
- ミゲールが現在の自分の状況を比喩的に表現した
ミゲールはリコと西門さんがくっついてしまったら
自分の存在意義(居場所)がなくなってしまうと
感じてしまうほど、自分に自信がない面があります。
それから考えるとミゲールが現在の自分を好きではなく、
その状態を、「死んでいるようなものだ」感じている
のかもしれないなと考えました。
- その他
ミケの悪夢に出てくる人物は誰か?
私はこの人物はファビアンだと確信していたのですが、
コミックスの中で成田さん自身が否定しておられます。
じゃあ誰なんだ?ということで考えてはみたのですが・・
判断材料が少なすぎてギブアップ気味です。
- やっぱりファビアン(笑)
他に誰がいるっていうんだ・・。
- ミゲールの家族(弟)
家族の誰かと気まずい(ミゲールが何か迷惑をかけた)
あるいは、自分だけがペルーを離れたことに負い目を
感じている、という可能性もあるかなぁと。
- ミケ自身
理子さんに会う前の幼い頃のミゲール自身という可能性も
捨て切れません。あるいは、ミゲールの左側の天使とか。
- その他
まだ登場していない人物(笑)
おいおい、推理するといっておいてこれかよ、という感じ
ですがコレばかりはわたしには判断のしようがないです。
ミゲールが迷惑をかけたと感じている人物、何らかの
負い目を感じている人物ではないかと思われます。
悪夢というぐらいですから、あまりいい想い出の
ある人物でないことは確かですが。
スペイン語の意味
2巻p33,3巻p28参照。
- i QUISIERA MATARTE !の意味
QUISIERA・・
querer・・思う。欲しがる。望む。好む。愛する。
MATARTE・・
matar・・殺す。消す。自殺する。熱中する。
殺してやりたい!、ぐらいの意味になるのかな?
-
?PUEDES QUEDARTE AQUI POR UN RATE?の意味
PUEDES・・poder・・することができる。しても良い。
QUEDARTE・・quedar(se)・・残る。とどまる。〜のままでいる。
AQUI・・ここに。ここへ。
POR・・の間。頃。によって。のために。
RATE・・短時間。わずかな間。
UN RATE・・ちょっと。しばらく。
したがって、コミックに意味が書いてある通りです。
- ちなみに
リコがスペイン語で豊かなという意味だとコミックスに
書いてあったのでさっそく調べてみました。
rico・・豊かな。金持ちの。素晴らしい。富んだ。美味な。
simon・・<古>乗り合い馬車
西門さんが、乗り合い馬車・・・。一瞬、馬車馬になって
働かされている西門さんを想像してしまいました。でも、
きっとプライドが高くて、普通の客だと乗せてくれなくて
ミゲールなら乗せてもらえるけど、わざと馬車を揺らされたり
崖の近くを通って怖がらしたり、遠回りしたりと、散々
からかわれる・・・。結局歩いた方が早かった・・とか。
(西門さんのファンの方、どうか怒らないでください)
(ホントに一瞬想像しただけですから)
ファビアンはなぜミゲールを追って日本まできたのか?
ペルーは移民の関係で日本との関係が大きい国ですが、
日本は単民族国家みたいなものである上、外国人といえば
アメリカ人を想像してしまうアメリカ贔屓で、いろいろと
偏見もある国ですから、外国の方にとってはあまり働き
やすい環境とは言えないでしょうし、日系人以外が働きに
行くなら、外国は日本だけではないわけで、アメリカの方が
近くて安いだろうと思われるのです。なのに、わざわざ
ファビアンは日本にきている。なぜ、ミゲールを追って
わざわざ日本まできたのか、その旅費がどこから出たのか、
また、なぜこんなに時間が経ってきたのか、考えてみました。
- 実はファビアンは日系人だった。
でも、祖先の故郷日本に行ってみたくて〜とか、親戚に
会いたくて〜というのは彼の場合考えにくい。(偏見?)
郷愁はともかく、見たことのない国や人に憧れるよりは、
もっと現実的、あるいは即物的なことを考えていそう。
- 日本に働きにきただけ。
出稼ぎです。ファビアンに出稼ぎというのは似合わない気が
していたのですが、ミゲールが青森に行っているのを
お蕎麦屋さんで見ていたテレビで偶然知ったようでした
から、可能性としてはあり得るのですよね・・。
ファビアンは日本にミゲールを追ってきたのだと思っていた
のですが、(出稼ぎに来たら)偶然(ミゲールがいた)と
いうことも考えられないわけではない。
でも、出稼ぎにしてもやばい仕事の可能性もありですね。
麻薬の売人とか銃の密売とか、密航者の手引きとか。
(↑けっきょくそこに持っていくのか)
ファビアンは悪人だという思いこみが「ファビアンの
普通の善良な出稼ぎ説」を否定してしまう・・・。
- ミゲールに復讐するため
ミゲールがどこに住んでいるかはわからなくても日本に
いるということは巧くやれば探り出せるでしょうから
ミゲールが日本にいることを嗅ぎつけて(推理して)
復讐するために追いかけてきた、のではないか。
もしLaLa7〜8月号で○○○○を突いた人物(ネタバレ)が
ファビアンでないとしたら、間違いになってしまうのですが、
ファビアンは私の中ではすでに悪役で、地の果てまでも
執念深く追いかけてくる人になり果てています。
でも、コレって完全な逆恨みではないのか?
- ミゲールをスカウトに来た(笑)
ミゲールのバスケの腕に惚れ込んだとか、あるいは
闇の世界になくてはならない人材だと思ったとか(笑)
それで、脅しをかけてペルーに連れ帰ろうとしている
というのはどうでしょう?・・・いえ、単なる冗談ですけど。
しかし、ファビアン。なぜそんなに日本語が上手いんだ?
日本までの旅費がどこから出たのかについては
- かつ上げをした。(笑)
- 競馬で大穴を当てた。(笑)
- 横領をした。(笑)
の三択でいきたいと思います(笑)
私が強く推奨するのはかつあげ説ですが、やばい仕事を
して稼いだ可能性もありですね。自分で真面目に稼いだ、
というのはなさそうですが金は持っていそうです。さすが
ストリートギャングの親玉
西門さんが見たミゲールの意味は?
西門さんの見た映像が実現するとして、西門さんの見たまま
の姿で実現するのか、それとも西門さんの見た映像は単に
抽象的なイメージなのかもわからないのですが、あの映像から
わかることというと
・冬服を着ている→冬である
・ミゲールは血を流している
・着ている服がゆったりしている
ことぐらいですが乏しい情報から、妄想をふくらませてみました。
- また監禁されている
着ている服がゆったりしていて、外に着て出る服装には
見えなかったので、パジャマや部屋着etc.なのではないか
と思ったのです。もしミゲールが自宅にいるならパジャマ
を着ていても不思議はないですが、自宅にいるなら命の
危険にさらされる可能性は少ないのではないかと思います。
それなら誘拐されたのかなぁと想像(妄想?)
してみました。しかし、誘拐だとすると2度目ですねぇ。
普通の人は一生誘拐なんて目に合うことはないですが、
お金目当てでなく、何度も誘拐されるというのはいろいろと
問題が多い気がします。
- 演劇orテレビ
演劇、ドラマ、映画などで、殺され役を演じている(笑)
あるわけないですね。はい。失礼しました。
書いてみただけです。ミゲールがドラマに出るなら
見てみたい気がするなぁというタダの願望です。
でもお笑い系トーク番組(何じゃそれ?)には
絶対に出演しないでほしい(笑)
理由:年上の大物とかにからかわれて遊ばれそうだから。
からかわれるのは西門さん一人からで十分でしょう。
西門のじーさんは入院後になぜ髪を染めたのか?(笑)
いや、別に大した疑問ではないですね。
私としては小麦粉やシャネルの5番でどうやったら髪を
白くできるのか?、とか、元に戻った髪をまた染めるのか
どうか?、の方が知りたかったです・・・
- 入院していた相部屋の子に影響された
入院中に相部屋の高校生に面白がって染められたのだが
おじーさんが思いの外気に入ってしまった(笑)とか
- 実は前からしてみたかった
私としてはコレを強くおします。あのおじーさんのことですから
今までもけっこう好きなように生きてきてるとは思いますが、
神主さんだったり学校の先生だったり、外見から人格が
はかられてしまうような仕事をしていたために、流石に
パツキンにはできなかったと思うんです。コミックスで
見る限りは元気そうですが西門さんが「おじいちゃんの
入院が長引いている」というようなことを言ってますので
色々と思うところもあったのでしょう。やりたいことは
やっておけるうちに・・という思いがあるのではないかと
想像しました。前向きなのがスゴイ。
- 単に冗談
あのおじいさんならどんな理由でもあり得るでしょう。
「単におもしろそうだったから」というだけで、何でも
やってしまいそうな雰囲気があるように思えます。
- 若く見られたいから
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