すべて章題は映画の題名のパロディです。さすがに、シャールが映画大好き少年だけの ことはあります。でも、私は「007ロシアより愛をこめて」と 「掠奪された七人の花嫁」ぐらいしか見たことないです。 「翼よ、あれがパリの灯だ」はリンドバーグが言ったとされる有名な台詞ですね。 映画になっているとは迂闊にも全く知りませんでしたが・・・。 （一部、作成年がわからないので、ご存じの方は教えて下さい。また、 原題は私の推測なので、成田さんが元ネタとされた映画とは異なるかもしれません。）


SHARL　I　MORLAROLL 通称：シャール　イダニス　モルラロール
本名：シャール・イブン・サウド・アル＝ジャザイリー
1965.2.14.
成田さんのキャラクターの中で一番印象が強いのが彼です。 出てきた当時はわずか１５歳。だから、年下のイメージが強いのですが、1965年生まれ なので、実在するなら今は34歳のはずなのですよねー。30才のシャールは想像がつきません。 サウドさんのようになってるのだろうか？？シャールは顔は母親（シェリル・ドレイク）似で 父親（サウド・アル＝ジャザイリー）にはあまり似てないような気がするのですが、 性格は多分に父親のひょうきんさを受け継いでいる気がします。
「本気で冗談をする」のが信条で本音を見せなかった彼も 最後の頃はポーカーフェイスができなくなって可愛いげのあるいい男に成長してます。
THREM
通称：セレム・ジン＝スフィル
本名：ザィード・ハーディ・アリー・アフマッド
ジンは精霊の意味。
1960.12.25.
「成田さんのマンガの中で一番好きな登場人物は？」と訊かれたら、私はきっと セレムと答えるでしょう。すごく頭が切れて勘も鋭いのに自分の気持ちのことになると 分かるまでに時間がかかり、考え込んでしまう、ちょっとずれた不器用さがたまりません。 シャールが誘拐されて銃を手に邸に飛び込んでいくトコロなんてもう、決まりすぎて かっこよすぎて・・・。 しかも、キャラクターブックによると「酒もたばこもドラックも実は通」であるらしい。 「そちも悪よのう、越後屋」な気分・・・。敬虔なイスラム教徒は酒もたばこも まずいんじゃないのか、セレム？セレムだからいいのか？
ちなみに「天の神話・地の神話」にはセレムが主要登場人物として出ています。 （一応別人ということですが）
GERARD
1960.12.22.
人の気持ちを察して適切な行動のとれる こういう人になりたい。もちろんジェルはジェルなりに悩みがり怒ったりもするわけで 聖人君子ではないけれど、一つの理想だという気がします。特にシャールのことが 嫌いではないのに、冷たくしか接することのできなかったセレムのことを、 「自分で自分を狭めている」と直接言うなんてなかなかできることじゃない。 きっといいジャーナリストになれるでしょう。
だが、フランスに彼女を残したまま留学とは感心せんぞ。 ジェルパパと同じ道を歩むだろうから彼女は苦労するんだろうなぁ。
ちなみにセレムよりも３日歳上。セレムには達観している雰囲気があるので セレムの方が年上だと思っていましたが、やっぱりセレムもシャールの家庭教師 だけのことはあって飛び級をしてる分ジェルよりも学年が上なんですね。
TSUBASA　KAWAHARA
翼君は、ぜひ一家に一人ほしいところ。料理は絶品だし（って食べたことないけど） なにより、可愛すぎるー。
家出後、家に連絡しようと思えばできたのに連絡しなかったという 理由は、少し無理なモノを感じるけれど、まあ、そのあたりはご愛敬かな。

LUCYFIN
人間、自分の気持ちに関して器用な人というのはそうそういるものではないでしょうが、 ルシフィンも不器用。ちょっと皮肉屋っぽいですが、ブルースブラザーズにとっては きっと良い友人でしょう。
「みき＆ユーティ１・２」「ウェルカム」にはルシフィンが、 主要登場人物として出ています。（こちらも一応別人のようですが）
BLUES　BROTHERS
良く出てくるのにほとんど単独の名前ではなくブルース・ブラザーズで通されてしまって ちょっと可哀想かも。でも、最初はジェルを刃物で脅したり、かなりやばそうだったのに、 いいヤツになったものだ。
その他
*シャール年表 *