「ざ・ちぇんじ」

−新釈とりかえばや物語−

「ざ・ちぇんじ」前編


時は平安,所は京,世は泰平の極み。
家柄の良さを誇る権大納言も深刻な悩みを抱いている。
権さんには二人の妻がいて・・・・・ま、それはいいとして,
悩みとは二人の子どものことなのだ。
女の子は頭脳明晰,明朗活発で男の子として育ち
綺羅君と呼ばれて都中の評判。
一方男の子は,これはもうすぐ失神してしまうほど
繊細な(神経の)持ち主
今日も,「大変どすえ・・!」と侍女の声が屋敷中にひびき渡る。
(紹介文を引用)
主な登場人物:
綺羅君(女)/綺羅姫(男)/小百合(女童)/帝
三の姫/宰相中将(元左近少将)/夢乃(綺羅姫の母)
権大納言(ごんだいなごん/藤原顕通卿・綺羅姫綺羅君の父)
麗景殿女御(れいけいでんのにょうご)/近江(女房)
弘徽殿女御(こきでんのにょうご)政子(綺羅君の母)

カット:峯村良子

文庫版ISBN
1983年に集英社から出版されている
値段は388円(?)

単行本版ISBN
1996年に集英社から出版されている
値段は1262円
表紙を見ますか?→ ■TRCのページへ



「ざ・ちぇんじ」後編


女なのに男として帝に仕えるという秘密に,
綺羅は日ごと悩んでいた。
さらに弟までが女として宮中入りするとは・・・。
しかも、女の身でありながら結婚してしまった
綺羅だったができないはずの妻の三の姫に
赤ん坊ができてしまったなんて、バカな!
相手はプレイボーイの宰相の中将、浮気のつもりだったのだ。
その中将に、今度は綺羅が迫られた。
なんと男のはずの綺羅に・・・・。ばれたのでは!?
(紹介文を引用)
主な登場人物:
綺羅中将(女)/綺羅尚侍(男) /小百合(女房)
三の姫/宰相中将/帝(北嵯峨の男)
権大納言・藤原顕通卿(ふじわらあきみちきょう)
麗景殿女御/弘徽殿女御/女東宮(久/なが)

カット:峯村良子

文庫版ISBN
1983年に集英社から出版されている
値段は388円(?)

単行本版ISBN
1996年に集英社から出版されている。後編には、あとがきあり。
値段は1262円
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まんが・「ざ・ちぇんじ」

山内直美著
全4巻・各379円
1巻は1987年に,2巻以降は88年に
白泉社から出版されている
表紙を見ますか?→■白泉社のページへ

■ざ・ちぇんじ舞台化

テアトル・エコーによって、『ざ・ちぇんじ』が舞台化され、2000年11月12日〜21日の日程で上演されたそうです。
雑誌コバルト2000年12月号に舞台ざ・ちぇんじ稽古場訪問!』の題で特集が組まれていて(2〜3ページ、氷室先生からのメッセージも少し書かれているそうです。 役者さん一同との集合写真や、稽古風景の写真もあります。
演出:壤晴彦 脚本:大谷美智浩 、壤晴彦 出演 綺羅:杉村理加 、弟君:溝口敦(他15名)
新宿南口紀伊国屋サザンシアターで

■ざ・ちぇんじ!舞台化

大阪で活動されている女性ミュージカル劇団 『スター・オブ・ドリームズ(SOD)』が『ざ・ちぇんじ!』を舞台化されるそうです。 今回は15周年記念公演ということで、平成3年9月の初演で上演した 『ざ・ちぇんじ!』を再演することになったそうです。 詳細は以下のとおり。
劇団スター・オブ・ドリームズ第16回公演(15周年記念公演)
「ざ・ちぇんじ!−新釈とりかえばや物語−」

原作:氷室冴子(集英社コバルト文庫)

2005年9月17日(土)  19:30
2005年9月18日(日)  13:30  17:30
場所 森之宮プラネットステーション(大阪市中央区)
前売 1500円  当日 1800円
詳しくは劇団ホームページへ。

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